Build Awesome:別名でも配布される Eleventy の静的サイトジェネレーター
よりシンプルなサイトジェネレーター。 (さまざまなタイプの) テンプレートのディレクトリを HTML に変換します。
ひと目でわかる
- これは何?
- README によれば、テンプレートを HTML に変換するこのツールは、@awesome.me/buildawesome と @11ty/eleventy という二つの npm パッケージで配布されており、両者は後方互換性を保っている。
- 誰に向いている?
- README が明らかにしているのはこの仕組みである。いずれかの npm パッケージをインストールすれば、HTML、Markdown、JavaScript、Liquid、Nunjucks で書かれたテンプレートが HTML にコンパイルされ、コードが GitHub Actions に到達する前に四つの独立したテストスイートがビルドを検証する。
- 商用利用できる?
- できます。MIT は寛容なライセンスで、著作権表示とライセンス表示を残せば、使用・改変・販売が可能です。
- 今もメンテナンスされている?
- されています。最後のコミットは 1 日前です。
- 何の言語で書かれている?
- 主に JavaScript です(GitHub の言語統計による)。
回答はプロジェクトの GitHub データ(最終同期:2026年9月15日)と当サイトの分析に基づくもので、法的助言ではありません。
オープンソース詳細解説
一つのプロジェクト、二つの npm パッケージ
このリポジトリは 11ty/buildawesome という名前だが、README の冒頭ではツールを Build Awesome(Eleventy)と呼び、より簡単な静的サイトジェネレーターであり Jekyll の代替であると説明している。インストールの項目には @awesome.me/buildawesome と @11ty/eleventy という二つの独立した npm パッケージが挙げられており、古い方のパッケージ名は新しい方と後方互換性があると注記されている。README はこの改名がいつ、なぜ行われたのか、また将来どちらかの名前が廃止されるのかについては説明していない。この経緯はここでは確認できておらず、どちらのパッケージを導入するか決める前に、プロジェクト自身の発表を確認する価値がある。
何を変換するのか
Build Awesome はテンプレートのディレクトリを HTML に変換する。README は HTML、Markdown、JavaScript、Liquid、Nunjucks へのネイティブ対応を挙げたうえで、アドオンによって WebC、Sass、Vue、Svelte、TypeScript、JSX、その他多数に拡張できるとしている。アドオンの完全な一覧やプラグイン数は示されておらず、インストール方法についても別のプラグイン用ドキュメントページへのリンクを示すのみである。アドオンの正確な一覧は、この README が直接述べている内容ではなく、別途確認する必要がある事項として残る。
インストール方法
README にはインストールコマンドが二つそのまま記載されている。npm install @awesome.me/buildawesome --save-dev、そして後方互換の代替手段として npm install @11ty/eleventy --save-dev である。それ以外については、README は外部の Getting Started ガイドへの参照にとどまり、インストール済みのテンプレートから実際にサイトを構築するために必要なコマンドは示していない。この抜粋自体にはビルドやローカルプレビューのコマンドは登場せず、インストールから実際に動くローカルサイトに至る手順はここでは記録されていない。\n\n導入後の確認点は、二つのパッケージ名が同じプロジェクトの更新方針にどう結び付くかである。新規サイトでは npm install @awesome.me/buildawesome --save-dev を使い、既存サイトでは @11ty/eleventy のまま npm test を実行して、test、test_node、packages/browser/test のテストが通るかを確認できる。README はローカルプレビューの実行方法をこの抜粋では示していないため、そこを推測して運用手順に含めるべきではない。
一つではなく四つのテストスイート
プロジェクトは四つの独立したツールで自らのテストを実行している。test/ にある主要スイートとしての ava、test_node/ にある副次スイートとしての Node.js 組み込みテストランナー、packages/browser/test/ 以下にあるブラウザ固有テスト向けの Vitest ブラウザモード、そしてパフォーマンス回帰を検出するための独立したリポジトリ 11ty/buildbenchmark である。これらはすべて GitHub Actions の継続的インテグレーション上で実行され、README はカバレッジ率を直接示す代わりに、別の coverage.md 文書へのリンクを提供している。
優先順位はどう決まるのか
README が説明しているのは固定されたリリース計画ではなく、公開されたロードマップの仕組みである。機能要望は GitHub Discussions の Enhancement Queue というカテゴリで管理され、利用者はお気に入りに投票できる。未解決のバグは bug ラベルの付いた GitHub issue として管理され、反応数の多い順に並べられる。どちらの仕組みも拘束力があるとは説明されておらず、README はいずれもコミュニティの関心を可視化する手段として位置づけているのであって、何をいつ提供するかについての確約ではない。
プラグイン情報は別の場所にある
README のプラグインに関する項目は、11ty.dev サイト上の公式プラグインドキュメントへのリンク一行のみである。プラグインの名前、数、互換性についての記述は README 自体には登場しないため、具体的なプラグイン対応状況を評価したい人は、このリポジトリの文章ではなく、その外部ドキュメントを確認する必要がある。
ライセンスが述べていること、述べていないこと
このライセンス抜粋は MIT であり、著作権は 2017 年から 2024 年にかけて Zach Leatherman に帰属し、組織名ではなく @zachleat というハンドルで記載されている。ソフトウェアの使用、複製、改変、統合、公開、頒布、再許諾、販売について広範な権利を付与しており、条件として著作権表示と許諾文をすべての複製物に含めることを求めている。保証を明示的に否認し、作者の責任を制限している。セキュリティ上の実践、サポートの約束、保守の保証については何も述べていない。これらはライセンスが扱う事項ではなく、ここに示した README の抜粋もそれらには触れていない。別途、リポジトリのメタデータによれば、スター数は 19830、フォーク数は 585、未解決の issue 数は 182 であり、プロジェクトはアーカイブされていないとされ、ホームページは build.awesome.me となっている。これは README 自体が読者を導く 11ty.dev のドキュメントリンクとは異なるドメインであり、README はこの食い違いについて説明していない。
編集部の結論
README が明らかにしているのはこの仕組みである。いずれかの npm パッケージをインストールすれば、HTML、Markdown、JavaScript、Liquid、Nunjucks で書かれたテンプレートが HTML にコンパイルされ、コードが GitHub Actions に到達する前に四つの独立したテストスイートがビルドを検証する。一方で、このプロジェクトがなぜ今二つの名前と二つの npm パッケージを持つに至ったのか、また後方互換性がインストールコマンド以外の何をカバーしているのかについては何も述べていない。どちらのパッケージ名を採用するか決める前に、読者はメンテナーに直接確認したほうがよい。
コミュニティノート